鍼灸国家試験の概要を調べてみた

入学式前の投稿記事

 こんにちは、りくばりです (*´∀`*)/

 鍼灸師になるには、鍼灸専門学校を卒業国家試験を受けなければならないことを知りました。

 学校選びは決まったので、今回は鍼灸国家試験の概要を調べたいと思います。

入学式前の不安感と闘う毎日

 勢いで入学手続きを済ましたものの、もうすぐ入学式を控え毎日不安な気持ちに襲われます。

コロナ禍3年間無事に学校生活が送れるだろうか?
・家事や仕事をしながら、夜間部の授業に出席する体力があるだろうか?
・忘れっぽく頭の回転も悪くなってきているので、授業についていけるだろうか
・新しい学校環境、人間関係に馴染めるだろうか?
国家試験のみならず、学校の単位をクリアするための定期試験に追われる日々に、意欲  神力を保ち続けられるだろうか?
 

 入学式の日が近づくにつれ、いろんな不安が膨れ上がってきます。

 その都度「行動を起こさないことには、結果は分からない!」と、自分に言い聞かせています。

 そこで、不安感を和らげるため「早目の学習計画」を立てようと、国家試験の概要を調べてみました。

 まだ入学式前で気が早いかも知れませんが、先ずは学習の全体像を把握し対策を練ることで、不安感を和らげようと思います。

早目の学習計画を立てるため、鍼灸国家試験の科目を調べる

 国家試験出題される科目を調べてみました。

 科目は大きく分けて、専門基礎科目専門科目に分けてあるようです。

専門基礎科目(西洋医学) : 医学概論、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、
              病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、
              リハビリテーション医学
専門科目(東洋医学)   : 東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論、
               はり理論、きゅう理論

 鍼灸師という資格は存在せず、はり師きゅう師とは別々の資格で、ほとんどの試験科目が共通しているので、2つ資格を一緒に取って鍼灸師と名乗っているのだそうです。

 なので、上記の試験科目で、はり理論またはきゅう理論のどちらかの科目を落としてしまった場合は、次の機会に受かったはり理論またはきゅう理論を抜かして、他の科目は全部受け直さなければならないみたいです。

 2021年2月(29回)から新カリキュラムとなり出題数が増えて、はり師ときゅう師を同時に受験する場合、午前中90問+午後90問=合計180問になったそうです。

 その中で午後の出題にはり理論10問きゅう理論10問が含まれているようです。

共通科目 160問
 専門基礎科目   
 : 医療概論(医学史を除く。)、衛生学と公衆衛生学、関係法規、

             解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、
             リハビリテーション医学
 専門科目      : 東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論
・はり師  10問    : はり理論
・きゅう師 10問    : きゅう理論 

 はり理論またはきゅう理論のどちらかを落とした場合、また共通科目を受け直さなければならないのだから、何としても1回の挑戦で両方合格したいですよね。

 ちなみに、合格点は出題数の60%で、はり師・きゅう師ともに170満点中102点以上だそうです。

 疑問としては、両方合格するためには180満点中の60%で、108点取る必要があるのでしょうか?

 それから、はり理論ときゅう理論は別々に、それぞれ10問中の60%である6点は取らなければならないのでしょうか?(・_・)???

 専門学校の先生に質問したところ、はり師共通科目160+はり理論10=170点の60%である102点きゅう師共通科目160+きゅう理論10=170点の60%である102点が合格点になるそうです。

 そして、興味深いことに共通科目だけで102点以上取れば、両科目とも合格するそうですv(^o^)V

出題数が多い科目

 次に、どの科目が多く出題されるのかを調べてみました。新カリキュラム29回~の出題数です。太字は出題数が多い科目です。赤の太字特に出題数が多い科目です。

医療概論(医学史を除く)  4点
関係法規          4点
衛生学と公衆衛生学     6点
病理学概論         6点
総合問題(基礎科目)     8点
解剖学           9点
生理学           9点
臨床医学総論       10点
リハビリテーション医学  12点
臨床医学各論       22点

総合問題(専科)      10点
東洋医学概論       16
経絡経穴概論       20点
東洋医学臨床論      24点
はり理論         10点
きゅう理論        10点               

 
 不安感を和らげるため「早目の学習計画」を立てようと、鍼灸国家試験の科目を調べたのですが、かえって不安感が増してきました

鍼灸国家試験の試験方法、合格率、試験日

 試験用紙は、基本的にマークシートで行われ、4つの選択肢から解答を選ぶ方式だそうです。

 ただ、答えは必ずしも1つではなく、選択肢から2つを選ぶ場合もあるし、ひっかけ問題も出題されることがあるそうです。

 合格率は、だいたい70%くらいだそうです。2021年度から新カリキュラムになったので、今後は難易度が上がる可能性が高いようです。

 合格率の推移を表したグラフを作成してみました。

 大学などの受験と違い人数制限による競争倍率はないので、要は「自分の努力次第で自分の合格率を上げられる!」と、ポジティブに考えることにしました。

 鍼灸国家試験の試験日は、例年2月下旬の日曜日だそうです。

 私が3年間で無事に学校を卒業できた場合、2025年2月23日になります。

 約1000日以上あるので、合格点に到達できるよう「コツコツ毎日努力を積み重ねていけば何とかなるかも!」と、少し気持ちに余裕が出来ました。

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